投資はハイリスク×ハイリターン、ローリスク×ローリターンでリスクとリターンはセットです。なので、損することもあります。むしろ損をしない人はいません。損をした時の行動の仕方が大切です。損に耐えられなくなり、損切りして投資をやめてしまうことが一番の損です。
投資で損をした時こそ、投資の基本を思い出し、投資を継続させましょう。
投資は怖い物と思って、20代の頃は全く興味のなかったです。しかし、結婚し、子どもが生まれ…住宅購入とか!教育費とか!老後のお金とか!とにかくお金が必要です。世の中は結局、お金があれば不自由なく暮らせるのです。
自分自身が労働をして稼ぐことも大切ですけど、お金がお金を稼いでくれる投資もこれからの生きていくうえでは大切です。
インフレという言葉をよく耳にしませんか?物価は上がっています。今100円を持っていれば、スーパーマーケットで500MLのジュースを買うことができます。その100円を銀行に普通預金で預けておきます。普通預金の金利は0.001%程度です。銀行に預けておくだけではお金はほんの少ししか増えません。つまり、お金を持っていても貯めているだけでは数十年後にジュースを買おうと思ったらジュースが値上がりしていて買えない可能性があります。
インフレに負けないように持っているお金を増やす必要があります。だから、投資をすることは自分のお金を守ることでもあります。
投資で損をした時こそ投資の基本を復習し、投資を続けるモチベーションを高めましょう。
リスク分散
いつのまにか好調な投資先に資産配分が偏っていませんか?【すべての卵を1つのカゴに盛るな】は有名な言葉ですよね。
1つのカゴに卵を盛っているとカゴを落としてしまったときに全ての卵が割れてしまう可能性があります。しかし、カゴを分けておけば1つのカゴを落としてしまっても他のカゴに盛っていた卵は残っていますよね。
分散にも方法がいくつかあります。
【金融商品の分散】
日本株式、外国株式、日本債券、外国債券など
【国の分散】
日本、先進国、新興国など
【業種の分散】
銀行、商社、IT、小売り、医薬品など
投資は1つの投資先の利益が良いことではなく、全体的に見て利益がでることを目標としましょう。
ドルコスト平均法
これは時間の分散ですね。価格が変動する金融商品を一定の金額で定期的に買い続ける手法です。投資するタイミングが分散されるので価格が上昇していても下落していてもいつでもスタートをすることができます。
ドルコスト平均法によって、損失をゼロにすることはできませんが購入価格を平準化できるので高値づかみを回避できることがメリットです。
定期的な購入は毎日・週一・月一など様々なタイミングがありますが、10年以上の長期で投資をしていれば、ほとんど結果に差はでないようです。
長期投資
毎年、一定の利益が出る人なんていません。いてもごく一部でしょう。長期で投資をしていれば色々な波があります。
日本の経済は伸び悩み、未来はどうなるか不安ですが人口が増えている国や地域はまだまだ伸びしろがあります。長期的に見守ればチャートは乱高下しながらも右肩上がりになることを信じましょう。
利益は再投資
利益が出たからといって、ちょっと高い物を食べに行こう!ちょっと高い洋服を買おう!と使ってしまうことはオススメできません。もちろんモチベーションを上げるために少しは使っても良いと思います。なるべく、利益は再投資をして複利の恩恵を受けましょう。