確定拠出年金のデメリット?妊活中は拠出額に注意

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確定拠出年金はメリットだらけですが妊活中は大きなデメリットがあります。標準月額報酬から拠出額が引かれることによって、産前産後休と育休の手当が減ります。よって、妊娠を考えている人はその期間は拠出額を抑えておくことがオススメです。

最近、私の会社で企業型確定拠出年金が始まりました。資産運用の本やブログやユーチューブなどを見て、個人型確定拠出年金(ideco)を始めようと計画していたのでタイミング的にはラッキーでした。ちなみに2019年9月現在、企業型と個人型の併用はできません。いつになるかは分かりませんがいずれ併用可能にはなるみたいです。

私は第2子が欲しいと思っています。主人はひとりっ子推奨でして、揉めていますけどね(汗)だから、拠出額に悩みました。何もなければ即決で満額の掛け金にします。何かある…何かがあってほしいから満額にできませんでした。

妊活中の確定拠出年金の注意点についてまとめてみました。

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どれだけ手当が減るのか?

分かりやすく毎月10,000円拠出をした場合で説明します。

10,000円は標準月額報酬から引かれます。
産前産後休暇は出産手当金が貰えます。標準月額報酬の3分の2(67%)を貰えるので6,700円毎月支給額が減ります。産前休暇は6週間、産後休暇8週間で約3.5ヶ月です。
6,700円×3.5ヶ月=23,450円 損をします。


育児休暇中は育児休業給付金が貰えます。
①最初の6ヶ月まで標準月額報酬の3分の2を貰えます。
6,700円×6ヶ月=40,200円 損をします。

②6ヶ月経過以降は標準月額報酬の2分の1(50%)を貰えます。我が家は第2子も0歳児クラスから保育園に4月入園をさせる予定なので、育児休暇の期間は4月まで(慣らし期間を1ヶ月と設定)です。かつ5~9月生まれ狙いなので、
◆5月1日生まれの場合
6ヶ月経過以降(12月27日以降)から4月30日までは約4ヶ月
5,000円×4ヶ月=20,000円 損をします。
◆9月30日生まれの場合
育児休暇は6ヶ月未満となります。

私の場合は、10,000円の拠出で1回の出産につき最大83,620円~最少63,620円の育休産休手当金が減ります。10,000円の拠出で税金(所得税と住民税)が20%だとすると2,000円分の得です。
83,620円÷2,000円=41.81→42ヶ月→3年8ヶ月
約3年8ヶ月以上加入していたら、5月生まれでも【払わなくて済んだ税金】が【減らされる産休育休手当】を上回ります。

私の初年度の拠出額

悩んだ末に5,000円にしました。運用方法は外国株式の投資信託100%にしました。超ハイリスクハイリターンなポートフォリオです(笑)
10,000円だと損する手当金が多すぎるし、1,000円だと確定拠出年金に加入する意味を感じないから中間にしました。

ほったらかし投資なので、運用成績は1年ごとに報告したいです。

満額拠出にするタイミング

第2子の育休復帰後すぐ、または妊活を諦めたときに拠出金を満額に変更します。拠出金は年1回のタイミングでしか変更できないのがとてももどかしいです。
もしも、いつでも変更することが出来れば、満額拠出にして、妊娠が判明したタイミングで拠出額を1,000円にしたと思います…

入らないという選択肢

全く考えませんでした。加入期間が10年以上ないと60歳の時点で戻ってこないので入り忘れないようにしたいし、時間を味方につけるためになるべく早いうちから加入したいからです。あと万が一、ひとりっ子の選択をした時に加入可能だった期間を作りたくないからです。

貯めた拠出金は何に使う?

年金形式で受給をすると手数料が高いので、60歳で一括受取をします。老後の住まい購入の足しにします。高齢者に優しい田舎に住みたいです。

この記事を書いた人

3歳男の子(2021年度:年少)を育てるフルタイム勤務ワーママ♪
子どもを生後3ヶ月から保育園に預けました。
ブラック企業にて、事務職をしています。
パン屋めぐりと株式投資が趣味です。

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