保育園の入園申込書には志望順位を決めて、保育園名を記入します。「A保育園は園庭が広くて良かったけど家から遠いな。B保育園は園庭はないけど家から近くて良かったな」など、どちらの志望順位を書く際に悩むと思います。
ですので、保育園の志望順位を決める際は、優先するべきことをしっかりと定めて決めると記入がスムーズです。
注意したいのは「C保育園は昨年度は大人気で入園最低点数が高かったから志望順位に入れるのはやめよう」…なんて、判断してはいけません。年度によって、入園最低点数はかなり変化します。我が家は第二志望の保育園に内定しましたが、その翌年度は第一志望の保育園は一次選考で定員割れをしていました。
そして、「D保育園以外は入園させたくない!だから、願書には第1志望しか記入しない。そうすれば第1志望に入れるのでは?」…なんて、判断もしてはいけません。保育園の入園決定は各家庭の点数によって決まります。
さて、ここで問題です。
・A家族は、持ち点40点でE保育園を第1志望にしました。
・B家族は、持ち点41点でE保育園を第20志望にしました。
A家族とB家族のどちらがE保育園の入園順位が高いでしょうか?
答えはB家族です。
役所は持ち点が高い順に保育園を決定していきます。ですので、なるべく多くの保育園を志望リストに書いた方が入園できる可能性が広がります。
志望順位は子どもの為ではなく、親を優先して考えましょう。ネイティブスピーカーの先生は英語を教えてくれたりと幼児教育に特化した保育園は増えてきていますが我が家は親が都合で志望順位を決定しました。優先したことを紹介します。
家からの距離
毎日通う場所だから、やはり近い方が良いです。雨の日はもちろん、雪の日も台風の日も会社が休めなければ保育園に通わせなければいけません。
家と駅の中間地点にある保育園を志望順位を高くしました。
何歳までの園か
0~2歳までの子ども達しかいない小規模保育園が増えつつあります。しかし、3歳以降に保育園に通う為にはもう一度保活をする必要があります。
低年齢の子ども達だけということは、低年齢の子どもの扱いに慣れた保育士さんが揃っているというメリットもあります。
定員数(クラスの人数)
クラスの人数が少なければ、アットホームな雰囲気で保育をしてもらえるというメリットがあります。しかし、小学校に上がった際に40人近くいるクラスメイトに驚いてしまいます。なるべく定員が多い方が入園できる可能性も高いです。
預かり時間
保育園によって、開園時間と閉園時間は異なります。我が家は夫婦ともに通勤時間が1時間程度かかります。お迎えは時短勤務の私の担当ですが急な残業に対応できるよう、なるべく預かり時間の長いことを優先しました。
我が家は紹介した順の優先順位で記入しましたが、それぞれの家庭によって優先するべき順番は異なるかと思います。
優先順位内でどこにするか悩んだときは、先生の印象、園庭の有無、ベビーカーの預かりなど細かい部分を考慮しました。
結果、我が家は第2志望に入園しましたが第1志望にするか最後まで悩んだ園なのでとても嬉しかったです。
皆さんもよく考えて、保育園の入園願書の志望順位を決めて下さいね。